詐欺投資に騙されない3大原則
フリッチクエストをいう会社による200億円の詐欺がニュースになっています。手口は無人島にマイケルジャクソンが作ったネバーランドのようなリゾート施設を開発しようということのようですが、実際に投資に使われたのは3億円で残りは個人的に流用されてしまったということです。
このようなニュースが流れるたびに、疑問に思うのは何故こんなに多くの人がこんな単純な詐欺に引っ掛かってしまうのかという点です。
このような詐欺を見分ける方法は簡単です。以下の原則を守ってもらえば、このような詐欺に引っ掛かることは無いと思います。
(1)「絶対に儲かる」は詐欺の証拠
不動産投資はリスクのあるビジネスであり、絶対に儲かるということはありません。言えるのは、「かなりの確率で儲けられる」ということだけです。特に利回りを保証するとか、過去何年も一定の利回りを実現しているというようなことを言っている場合は要注意です。
(2)派手な広告勧誘をしている投資は儲かる筈がない
不動産投資は手堅い投資ではありますが、特別に利回りが高いということはありません。したがって、不動産投資で高額な宣伝投資を行える筈はないし、多くの営業マンの給与を払える筈はありません。例えば、不動産の利回りが8%ぐらいであるにも関わらず、そこに売上の5%程度の広告宣伝費、営業費を使ってしまえば、利回りは3%になってしまい儲かる投資にはなり得ません。決して派手な広告宣伝や勧誘活動を行っている投資には手を出さないでください。
(3)グループ内取引をしている投資は詐欺の可能性大
不動産投資の中には、グループ会社への賃貸や売却によって利益を上げている投資がありますが、これらの投資は要注意です。何故なら、グループ会社に賃貸や売却することで架空の利益を上げている可能性が高いからです。このような投資はいつか破綻する可能性が高いです。投資の内容を検討する際は、必ず最後の出口として、誰に賃貸あるいは売却することで利益を上げられるようになっているかを確認するようにしてください。
不動産投資は自己責任で、自分でリスクを計算して行うべき投資です。決して、他人のうたい文句をそのまま信じることなく、自分でリスクを計算して投資を行うようにしてください。
「節税になります」という投資はし